Sun StorEdge Network FC Switch-8 および Switch-16 スイッチの構成
Sun StorEdge スイッチメニューには、以下のオプションがあります。
[構成を表示] - 指定したスイッチの構成を表示します。これには、以下の情報が含まれます。
IP アドレス構成
ポート数
バージョン情報
ポートの状態とタイプ
ゾーン
[検査] - 指定したスイッチの構成が、キャビネット タイプ (Sun StorEdge 3900 シリーズまたは Sun StorEdge 6900 シリーズ) に基づくそのスイッチの定義済みの静的構成と一致していることを確認します。
[構成の設定] - 指定したスイッチを、キャビネット タイプおよび位置 (Sun StorEdge 6900 シリーズの場合に上下どちらか) に基づく定義済みの静的構成に一致させます。
[構成を保存] - 指定したスイッチの現在の構成を、復元可能なマップ ファイルに保存します。
[構成の復元] - 保存されているスイッチ構成をマップ ファイルから復元します。
[ファームウェアのダウロード] - Sun StorEdge network FC switch-8 または switch-16 スイッチにフラッシュ コードをダウンロードし、リセットします。このコマンドは、新しい代替フラッシュ ファイルをプロンプトで選択して、1 ギガビットスイッチのファームウェアを 2 ギガビットの互換ファームウェアにアップグレードしたり、2 ギガビット互換ファームウェアを 1 ギガビットスイッチ用にダウングレードすることもできます。デフォルトのフラッシュファイルは、ポート数と現在のスイッチのバージョンに基づきます。フラッシュファイルは、以下のディレクトリにあります。
/usr/opt/SUNWsmgr/flash (1ギガビットスイッチ)
/usr/opt/SUNWsmgr2/firmware/SANbox1 (2 ギガビット互換モード)
/usr/opt/SUNWsmgr2/firmware/SANbox2 (2 ギガビットスイッチ)
[スイッチポートを SL モードに設定] - 指定した Sun StorEdge T3+ アレイに関連付けられたスイッチ ポート SL モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の対応するゾーン内のすべてのポートが SL モードに設定されます。"オフ" を選択すると、SL モードがクリアされ、ポートは下に示す定義済みの構成に戻ります。
[スイッチポートを TL モードに設定] - 指定したスイッチ上のスイッチポート TL モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の指定したポートリスト内のすべてのポートが TL モードに設定されます。"オフ" を選択すると、TL モードがクリアされ、ポートは後で説明する定義済みの構成に戻ります。
注:
この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、Solaris 2.6 上の SOC+ 接続に対して特に有用です。
[スイッチ ポートをファブリックモードに設定] - 指定したスイッチ上のスイッチポートファブリック (F タイプ) モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の指定したポートリスト内のすべてのポートがファブリックモードに設定されます。"オフ" を選択すると、ファブリックモードがクリアされ、ポートは後で説明する定義済みの構成に戻ります。
注:
この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、完全なファブリック構成で T3+ デバイス側ポートをタイプ F (ファブリック) に設定する場合に特に有用です。
[スイッチゾーンの変更] - フロントエンドスイッチ上の各ハードゾーン内のポートリストを変更します。ユーザーは、ハードゾーン ID と、各ハードゾーンのポート リストを指定する必要があります。このコマンドは、ゾーンセットおよびゾーン名を含む 2 Gbit (互換) スイッチを使用するシステムをサポートしています。 このコマンドは、2 ギガビットスイッチの WWN ゾーニングもサポートしています。 ユーザーは、全体のスイッチ ゾーン構成を変更することなく、1 つのWWN の追加や削除を行うことができます。
注:
この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、4 ノードクラスタのサポートに対して特に有用です。
[パスワードの管理] - この機能は、ユーザーにログイン ID とパスワードを要求します。 このコマンドは、システムが 2 ギガビット (互換) スイッチを使用している場合に必要となります。
関連項目:
Sun StorEdge T3 アレイの構成
仮想化エンジンの構成
Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズの保守